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浜松はこんなところなび!浜松はこんなところなび!

浜松市エリアの工業

浜松市役所

静岡県浜松市は、2007(平成19)年に政令指定都市へ移行し、県内一の人口を誇る浜松市を中心としたエリア。浜松市は、戦国時代には徳川家康お膝元の城下町として栄え、江戸後期には幕府老中にもなった水野忠邦も統治。同じく江戸期には、東海道の宿場町としてにぎわいを見せてきた。

江戸時代には紡績業や木工加工業が盛んになり、職人たちが浜松市に出入りするようになった。明治時代になると職人たちはこの地に腰を落ち着け、浜松市の“ものづくり”の評判を高めることに一役買った。東京と大阪の中間に位置するうえ、名古屋にも近いという地の利も、浜松市エリアの工業が発達した理由だろう。

浜松市楽器博物館

 数ある浜松市の工業のなかで古い歴史をもつのが楽器製造であり、1887(明治20)年、現在の「ヤマハ株式会社」の創立者・山葉寅楠が手がけたオルガン(リードオルガン)に始まるといわれている。

1886(明治19)年での教育法改正で唱歌が尋常小学校の必修科目となり、「浜松尋常小学校(現・浜松市立元城小学校)」も輸入オルガンを導入したが、数ヵ月で損壊。紀州藩(現・和歌山県)の出で、医療器械の修理業務を任ぜられて浜松に赴任していた山葉のもとに持ち込まれた。それを修理し山葉は、「これなら自分にも作れる」と確信し、知己の飾り職人・河合喜三郎とともに本格的な国産オルガンを製造した。

ピアノのメーカーといえば、「ヤマハ株式会社」とともに「河合楽器製作所」も有名だが、この河合喜三郎の親戚・河合小市が、後者の企業の創始者。シェア世界第1位の「ヤマハ株式会社」と、2位の「河合楽器製作所」のルーツは同じであったのだ。

浜松市が全国シェアのトップを走り続けている電子楽器は、先に述べた「ヤマハ株式会社」、「河合楽器製作所」のほか、「ローランド」も有名。こちらも本社は浜松市にあるが、創業は大阪市。2005(平成17)年、工場のあった細江町が浜松市と合併することを機に、本社と工場を統合した。また、浜松市ではピアノ以外の楽器も多く製造されており、管楽器の生産量は全国の約8割を締めている。

続いて、楽器と同じく世界的に浜松の名を轟かせている輸送機、とくに二輪車の製造についても紹介する。現在、国内の主流メーカーは4社。そのうちの3つ、「スズキ株式会社」、「ヤマハ発動機株式会社」、「本田技研工業株式会社」は、浜松市で誕生している。

「スズキ株式会社」と「ヤマハ発動機株式会社」はいまもそのエリア近隣、それぞれ浜松市と磐田市に本社を設置。「本田技研工業株式会社」は本社を東京に移したものの、製造ラインは浜松市にあり、今もそれぞれが個性あるオートバイを作っている。

また、テレビの原型も浜松市で誕生している。1926(大正15)年、「浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)」の助教授だった高柳健次郎が、ブラウン管で受信した「イ」の文字を映し出すことに成功したのだ。これを顕彰し、「西部協働センター」には「テレビジョン発祥の地」の、NHK浜松支局には「テレビ発祥地」の碑が建てられている。

浜松市では、次世代産業を支える最先端技術の開発が今日も進められている。2002(平成14)年に小柴昌俊博士がノーベル賞を受賞したのは、浜松市の企業が光電子増倍管を開発したことも大きいといわれており、この地の光・電子技術産業は世界から注目を集め続けている。

浜松市は、同じく世界的に有名な光産業の先進地として知られるドイツのイエナ地方とも交流を深めている。ワールドワイドな産業の躍進は、これからも続きそうだ。浜松市では製造物に関連したミュージアムが多く設けられ、楽しみながら展示物を鑑賞することができる。

浜松科学館

浜松市楽器博物館」は全国でも唯一の、楽器に関する公立の博物館。そして、東洋最大の楽器博物館でもある。JR「浜松」駅近く、市のランドマークとなっているタワービル「アクトシティ浜松」内に位置している。アクトシティ浜松は、横から見るとハーモニカを模したことがわかる建物。音楽のまち・浜松らしい、粋な意匠だ。

アクトシティ浜松

スズキ本社前にある「スズキ歴史館」と、ヤマハ本社内にある「ヤマハ・コミュニケーションプラザ」は、どちらも自社の歴史や歴代商品を展示するために設立した博物館。「本田宗一郎ものづくり伝承館」は、本田の出身地ゆかりのミュージアムとして、浜松市がNPO法人に運営を委託しているもの。見学のみでなくワークショップへの参加を受付ける施設もあり、訪れる人の楽しみを増幅させている。

「高柳記念未来技術創造館」は、テレビの父・高柳健次郎の業績の顕彰などを目的に、静岡大学内に設けられたミュージアム。これまでは「高柳記念館」の名で親しまれ、2007(平成19)年に現在の名称となった。曜日によってはボランティアによる展示説明が受けられるのもうれしい。

ほかにもマーキングペン先の製造がシェア世界一を誇るなど、浜松発の工業はまだまだたくさん。また、ゴムや樹脂の企業も勢いがあり、地域を活気づけている。

浜松市は、1984(昭和59)年に当時の通商産業省が提唱した「テクノポリス構想」の指定を受け、「浜松テクノポリス構想」に基づいたまちづくりを進めてきた。これからもこの構想にのっとり、同市を中心とする浜松市の工業は「産」(先端技術産業)・「学」(学術施設や研究施設)・「住」(住民の暮らし)の調和を目指してさらに充実・発展していくことだろう。

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